★★★☆☆
(星5点満点中3点)
854ページにも及ぶ結構分厚い文庫本。
昔から気になっていたので、ドラマ化されるの機に読んでみた。
さすがに分厚いだけあって読み応えはバツグン。
達成感はすごかった。
さて、内容はというと、
あとがきにも書いてあったが、主人公2人を第3者の視線から行動のみを書き綴るという、
今までなかった感じで書いてあって、もの凄く興味深かった作品。
東野圭吾はこういう斬新というか、今まで経験したことがない書き方をするので好きだ。
最後には、主人公の主観的な話があると思っていたのだが、
最後の最後までなかった。
ちょっと意外だった。
しかし、ラストはいただけない。
ラストがいただけなかったせいで、評価が低くなったのだが、
逆にドラマでは、どうなるのかちょっと楽しみ。
映画ではなく、ドラマ化だったのでちょっと期待。
Akio